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立命館vs法政大学

おととし以来の甲子園出場を目指す法政大学と、昨年関西3位に沈むも今春は好調の立命館大学の関東関西上位行対決、春の注目カードです。

法政大学(注目選手)

法政大学の春の注目ポイントはQB!

昨年までエースQBだった平井くんがぬけ、QB8大橋くんとQB4谷口くんの先発争いに注目です。

立命館大学(注目選手)

立命館大学は1回生の活躍に注目!

今年はRB23簑部くんやWR85有馬くん、DB24藤岡くんが1回生ながら大活躍!

関東の強豪相手にどのようなパフォーマンスを見せるか注目です。

1Q

法政のキックオフで試合開始。

立命館の第1シリーズでは法政DLがしっかりとプレッシャーをかけ、パントに追い込みます。

このパントで法政リターナーWR11高津佐くんが60ヤード以上のビッグリターン、そのままエンドゾーンまで走り抜けタッチダウン!

K37高城くんのキックも成功し法政大学が7-0とリードを奪います。

 

しかし立命館も負けじと次のキックオフリターンでエースRB22山嵜くんが70ヤード近いビッグリターンを見せ、敵陣30ヤード近くから攻撃開始。

法政の反則にも助けられ、一気にゴール前へ。しかし強力な法政DLの前にランを出せず、K0油くんのキックによるFGでの3点にとどまります。

 

法政の第1シリーズではエースRB7新井くん、2回生RB21小松くんのランやQB8大橋君からTE87井上くんへのミドルパスで敵陣へ。

さらにQB8大橋くんからWR11高津佐くんへの鋭いパスが通りタッチダウン、キックも成功し、法政大学が14‐3とリードを広げます。

次の立命館の攻撃シリーズでは注目の1回生RB23簑部くんのランでリズムが出始めますが、RB22山嵜くんがファンブル、法政DL90川出くんがボールを抑えここで攻守交替となります。

2Q

敵陣からの攻撃権を得た法政大学のオフェンスはRB5岩田くんのランやWR11高津佐くんへのパスで一気にレッドゾーンへ。

しかし最後は立命館DB6橋本くんのナイスパスカットなどもあり、ここはFGの3点にとどまります。

なんとかギアを上げていきたい立命館オフェンスですが、次のシリーズもスリー&アウトに終わります。

続く法政のシリーズはRB7新井くんのナイスゲインで順調に進みますが、立命館DL49小林くんのロスタックルなどもあり、パントに終わります。

次の立命館のシリーズではようやくリズムが出始め、RB22山嵜くんがナイスランを連発、さらにQB5竹田くんから1年生WR85有馬くんへのロングパスで一気にゴール前へ進むと最後はRB22山嵜くんのランでTD!

キックも成功し、点差を17‐10に縮めます。

続いての法政のドライブでは2プレー目で1年生DB藤岡くんがインターセプト、かなりいいフィールドポジションから立命館のオフェンスになります。

次のプレーで立命館はWR2木下くんが2人に競り勝ってパスをキャッチしタッチダウン。

キックも決まり、立て続けのビッグプレーで一気に同点に追いつきます。

流れを取り戻したい法政大学の続いてのシリーズはQB8大橋くんのスクランブルやWR1白井くんへのパスでゲインを重ね敵陣に入りますが、立命館DB6橋本くんが素晴らしい反応からのインターセプトで攻撃権を奪います。

残り時間も少ない中での立命館のドライブでは、RB22山嵜くんへのスクリーンパスで大きくゲインし敵陣へ入ると、WR2木下くんに再びスーパーキャッチが飛び出し一気にタッチダウン、キックも決め24‐17とこの日初めてリードを奪います。

3Q

後半は立命館大学のキックオフでスタート。

法政大学の第1シリーズでは、QBを#4谷口くんに交代し、自らの足も絡めてオフェンスを進めますがパントに終わります。

対する立命館のファーストシリーズでは法政ディフェンスが出足の速さを見せスリー&アウト、パントに追い込まれますが、立命館QB/P宇野くんがタッチバックになってしまったものの80ヤード近い超ロングパントを蹴り込みます。

流れに乗りたい法政大学の次のシリーズはWR1白井くんへのパスが立て続けに決まりレッドゾーンへ、そのままゴール前に攻め込みますが、ゴール前1ヤードの3rdダウンで立命館DL69野村くんがロスタックル。FGの3点にとどめます。

4Q

リードを広げたい立命館の次のシリーズは法政ディフェンスが粘りパントになります。

しかし法政の次のドライブもランを出せずパントに。

後半に入って両チームともにディフェンスが本領発揮し、オフェンスがなかなか進みません。

そんな中立命館の次のシリーズではRB22山嵜くん、RB23簑部くんのランで地道に進み、最後は簑部くんのランでTD。

時間も使いつつ得点し、キックも決め、31‐20に再びリードを広げます。

何とか点差を縮めたい法政ですが次のシリーズではパスを決めきれず、ギャンブルも失敗して攻撃権は立命館に。

立命館がランで時間を使い切ってそのまま試合終了となりました。

まとめ

前半はスペシャルプレーのビッグプレーなどもあり、法政のペースで進んでいましたが、インターセプトなどから流れを失い最終的には立命館が押し切った試合となりました。

法政大学はQB平井くんやRB星野くんなどといったキープレーヤーが抜けた中でも、RB7新井くん、WR11高津佐くんなどの新たなプレーヤーがしっかり出てきていること、またディフェンスの粘り強さが健在であることが秋へのポジティブな材料だと思います。

一方立命館大学はこの日はQB庭山くん、WR大野くんなどが欠場した中でもWR2木下くんやQB5竹田くんを中心としたパスアタックで確実に得点できたこと、またランではRB23簑部くんのパフォーマンスもかなり安定してきており、層の厚さを感じさせました。

またディフェンス陣ではDBにビッグプレーが出たことが今後も期待できる材料だと思われます。

春シーズンも終盤に差し掛かってきていますが、両チームまだまだ今後に期待がかかるナイスゲームでした!

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