立命館大学vs京都大学
このカード、西京極、平日、ナイターといえば立命館大学サイドには嫌な雰囲気が漂うのではないでしょうか。2013年の激戦を再現できるかと京都大学にも期待が膨らむ一戦です!!
初戦ということでお互いたっぷりと準備してきていると思うのでいろいろと話していこうと思います!
注目選手
- 立命館大学
なんといってもスタメン表を見ると目を引くのは1年生!!
WR82木下くんとDB32橋本くん、O.Dともに1名ずつスタメンを獲得しています。
毎年スーパースターが入部する立命館で1年時からスターターを獲得するのは至難の業です。
若き力がどのような影響を与えるか楽しみですね!
- 京都大学
初戦なのでやっぱりQB泉くんですね!
言わずと知れた名QBであることはアメフトファンなら御存知かと!
何がすごいかというと投げれて、走れる。これだけなら他にもいるんです!
+パワー+カットバックができるんですね・・・最強
QBが走るとDFはハードヒットを狙うのですが弾き飛ばされているシーンが多々あります!
ほかにもいろんな選手がいるのでみなさん自分の推しを見つけて楽しんでくださいね^^
1Q 強者への先制パンチ
立命館大学のキックオフで試合開始!
京大の第1シリーズはラン、パス、QBランこの3つの攻撃をまんべんなく使い絞らせないように攻撃を行いタッチダウン!!先制は京都大学!!しっかり準備してきたのが分かりますね!!
立命館は先制タッチダウンを取られる経験は少ないのでこの1シリーズは試合の流れを大きく変えるシリーズになったと思います!
攻撃は交代し立命館の攻撃。春は庭山くん、宇野くんの二枚看板でしたが先発QBは庭山くんですね!
ですがコミュニケーションが合わず3プレーでシャットアウト。
攻守交代し京都大学の攻撃。ですが立命Dの集まりが速く1stダウン更新できずパント攻守交代。
(3プレー目はアサイメントミスが起こってますね・・・QBとRBがあってないですね)
立命館は2シリーズ目も波に乗れずパント。
ミスパント気味になってしまい京大敵陣33ヤードから攻撃開始。
ですが3回目の攻撃タッチダウンを狙ったパスをDB12橋岡くんのインターセプト!エンドゾーン内のダウンはタッチバックとなり自陣20ヤードから立命館の攻撃。
このターンオーバーはもったいないですね・・・ここでFGを決めれれば試合は大きく動いたと思います
そして第2Qへ
2Q リードし続ける京都大学
第1プレー立命館はスペシャルプレー!レシーバーに投げレシーバがさらに投げるスペシャルプレーは惜しくも失敗!はじめにレシーバーに投げたボールはレシーバがQBより下がりキャッチしたため後ろパスになります。なのでレシーバーが前に投げることができたのです!ここで注意なのは後ろパスはとれなかったらファンブルでフリーボールになりますそのため落としてしまうとターンオーバーのピンチです!前パスだとパス失敗になります!
まだ波に乗れない立命館はパントにより攻守交代。
その後京大もパスがかみ合わずパントにより攻守交代。
なかなか波に乗れない先発QB庭山くんは自身のランでオフェンスのテンポを作り出します!
2本続けて自身で走りダウン更新し、RBのランもでてき、さらに注目選手で上げていた1年生WR木下くんがキャッチしゴール前まで攻め込みます!
ですがハンドオフミスが起こりボールは空中に・・・ボールが落ちたのはエンドゾーン。。。
立命館がとればタッチダウン、京大がとれば守り切りタッチバックで京大の攻撃。
審判の下した結果は・・・立命館ボール!!タッチダウンです!
しかも抑えたのはOLなので立命館今シーズン初タッチダウンはOLということになります!
立命館のキックで再開!
流れを断ち切りたい京大はキャプテンRB3中野くんのランでロングゲイン!ここでキャプテンが見せました!
その後も反則にあったりまたキャプテンのランなどでゲインを続けていきます!
そしてQB泉くんが走り込みタッチダウン!立命7点・京大14点と京大リード!前半残り2分7秒
立命館は2minオフェンスを行うのかどうか・・・
しかし、イージーミス2連発とQBさっくにより1分44秒のこしパントへ。
京都大学タイムアウト1回タッチダウンまで52ヤードの2minが始まります。
ここでFGでもきめれれば大きな加点になります。
ラン、、、ラン、、、ラン??タイムアウト1個しかないのにランを連発?
ダウン更新をしているからまだタイムロスは少ないがこれは…みすっていない?
最後の残り10秒敵陣19ヤードでまたラン?これは変にゲインをしてしまうと10秒使いエンドゾーンまで行けずに終わってしまう可能性があった。ここは無理しない程度に一発狙って無理なら投げ捨てかショートパスでサイドラインに出るがセオリーだと思うんですが・・・RBは残り時間を見ながら走るとかはあまり現実的ではないのでどういう意図でこんなにランをしたのかな・・?(※個人的な意見)
幸い即タックルされたのでキックの権利はとれましたがロスしてしまい距離が延びてしまった・・・
キックはスナップが乱れ加点ならずでタイムアップ・・・
ちょっと疑問が残った前半最後でした!
前半立命館大学7点・京都大学14点で後半へ
3Q 徐々に目覚めだすアニマルリッツ
後半開始
京都大学のキックで試合開始。いいタックルを見せ自陣20ヤードより立命館の攻撃。
後半も流れを作るためにQB自ら走りオフェンスのテンポを作ります!
立命館の真骨頂オーバーパワーが炸裂!!QB・RBのランでタッチダウン!!
立命館大学14点・京都大学14点と同点になりました。
攻守交代し京大の攻撃
こちらもQBランでリズムを作っていきます!泉くんのロングゲイン!
その後もラン・パス・QBランと3つの攻撃でキャリアを絞らせません!
大事な場面はQB泉くんが持つのが多いですね!わかっていても止められない!
ゴール前まで進むがここFGを選択。しかし失敗し立命館の攻撃開始で3Q終了
地上戦を徐々に立命館が支配してきています!
4Q 地力の差がでた終盤戦
立命館の攻撃からスタート。
3Qとは打って変わって空中戦を制しだした立命館。
パスを続けて成功させ大きくゲインあっという間に敵陣に攻め込みます。
敵陣に入ってからは確実にゲインするため、また地上戦に切り替えます!
RB37山嵜くんは簡単に倒れずセカンドエフォートでしっかりゲインしていきます!!
テンポアップし選手層の差がじりじりとでてきて京大は少し苦しい展開。。
レッドゾーンに入り京大が意地を見せなんとかエンドゾーンは死守
FG成功で今試合初の立命館がリードする展開になりました。
と思ったら反則発生!スナッパーにDが接触してしまいオートマチックファーストダウン!
オートマチックとは更新までの距離に関係なくファーストダウンを獲得できることです。
そしてRBが押し込みタッチダウン!!ここで3点ではなく7点獲得できたのは試合展開に大きな影響を与えます。どう影響するかというと攻め方が全然変わります!残った時間でタッチダウン+時間によっては2ポイントを狙わなければならなくなってしまいます!
攻守交代して立命館のキックですが、立命館はリターンさせたくないのでサイドライン際を狙い抑えたいんですが、ノータッチでサイドラインを割ってしまうと反則になり5ヤード戻ってキックをやり直しになります!2回してしまい10ヤード下がってキック。
それをRB22平原くんがナイスリターン!!自陣48ヤードから攻撃開始!!
4-2でギャンブル!泉くん自ら走りましたが少し届かず攻守交代!!
このプレーは大きなターニングポイントとなるでしょう
立命館としては時間を使いながら加点をする必要があります
地上戦をいかに少ないプレー数で京大が止めれるかがカギになってきます!!
ここで京大Dが踏ん張ります!見事時間を使わせず3アンドアウト!!
パントはタッチバックになり20ヤードから京大攻撃開始!
疲労によりレシーバーが足を取られパス失敗、スクリーンはOLがブロッカーとして出れずロス!
試合の運命を分ける3回目の攻撃に選んだパスは立命館大学DB0永井くんがインターセプト!
試合をほぼ決定つけるターンオーバーです!!
そして試合を決めたのは初めに話していた注目選手1年生WR82木下くんのタッチダウン!!!
1試合通して出場し大学生デビュー!!ナイスキャッチでした!
立命館大学28点・京都大学14点
立命キック残り2分弱で14点差となります。
考えられる逆転構想は、キックリターンでビックゲイン。
時間をかけずにタッチダウン⇒オンサイド成功⇒時間をかけずにタッチダウン⇒2ポイント成功
とかなり厳しい状況・・・・
ここからは時間との闘いになってきます!
もちろんパスで攻めますが立命館のDBの集まりが速くパス捕球できず攻守交代
京都大学はタイムアウト1個残り時間41秒のため時間を止められず試合終了
立命館大学28点・京都大学14点で立命館の勝利です。
お疲れさまでした。
試合結果(スタッツ)
試合結果を見る限り京都大学が勝ってもおかしくなかった感じがします。
選手層も立命館に比べると薄く、初心者が多い中ここまで追い詰められたのはしっかり準備した結果だと思います。このまま自信をもってシーズンを駆け抜けてほしいですね!!
一方立命館は日本一打開するという点ではゲーム内容はまだまだだったと思います。。。
過去日本一になっている代は初戦からギアがはいっていた感じがしますが、近年はスロースターター気味になっているのが気になります・・・
選手の連携やチーム作りから今年は見直しているとのことなので今後その取り組みがどうフットボールに影響していくか楽しみですね!
あとは若い力の成長がたのしみなので要注目です!