本日はスタッフの仕事をご紹介させていただこうと思います!
あまり試合中では伝わらない部分も多くあるので、ぜひスタッフの活躍も知っていただけたら嬉しいです!
アメフトのスタッフはやりがいがとてもあるポジションで、小さな会社みたいな仕事もしつつ、スポーツという熱く楽しい感情も手に入るポジションです!ここで手に入れた力は必ず社会に出ても役に立ちます!!
今回はスタッフの中のトレーナーの主な活動内容をご紹介いたします。
(あくまで私が携わった数チームの活動をまとめたものになります。チームによって違いはございますのでご参考までに^^)
身体づくりを支える
アメリカンフットボールをするうえで、やはり重要な要素となるのは身体作りです!
アメフト選手はアメフトの練習だけでなく、ウエイトトレーニングや、フィールドでのトレーニングもしっかりと行う必要があります。またポジションによっては体重がある程度必要になってくるので、体重管理も必要になります。
そのトレーニングメニューを組んだり、実際にトレーニングを管理したり、選手の体重管理を行う役割を、トレーナーが担っています。
選手各個人の体重や筋力などのデータ、またそれぞれのポジションに求められる体重や筋力などを把握し、そこからトレーニングメニューを設定します。
またメニューを設定するだけでなく、実際のトレーニングに入ってトレーニングのフォームを確認したり、動画を撮影するなどしてトレーニングを管理する役割もあります。
選手の体重や体組成を定期的に測定し、体重が足りていない選手や多すぎる選手に対しては、増量、減量メニューを組むなどして体重管理などを行う場合もあります。
アメフト選手にとってかなり重要になるフィジカル面を、陰から支える非常に大事な仕事になります!
ケガを予防する
アメリカンフットボールはコンタクトスポーツであるため、どうしてもケガのリスクは常にあります。
そこでそのリスクを低減するためテーピングを巻いたり、ケアを行ったりするのもトレーナーの仕事になります。
試合前や練習前には必ず、選手の足首や、膝など必要に応じて、ケガ予防のためのテーピングを巻きます。
また、練習の中で疲労がたまりやすいタイミングや、季節的にケガの発生率が上がって来る時期には選手にストレッチなどケアの仕方をインストールするなどの仕事もあります。
ケガからの復帰を支援する
ケガの予防をしっかりしていても、どうしてもケガが発生してしまう場合もあります。
そういった場合に、ケガからの復帰のためのリハビリテーションを支えるのもトレーナーの重要な役割の一つです。
ケガをした選手の競技復帰に向けたリハビリの補助を行ったり、再発防止のためにケガした部位をより強くするトレーニングや、ケガをした部位に負荷がかからないような体の使い方をするためのトレーニングの提案を行ったりもします。
ケガの種類によっては復帰するまでに長期間にわたるリハビリが必要になることもあるので、選手にとっては親身にリハビリに付き合ってくれるトレーナーの存在は、心の支えにもなります。
試合、練習中の役割
あまり目につくことのない、選手を支える裏方の仕事が多いトレーナーですが、ウォーミングアップ中などであれば、実際に試合観戦に行った際にもトレーナーを見つけることができます
笛を鳴らして、ウォームアップを仕切っている姿が見られると思います!
試合中にも重要な役割があります。
それは試合中に発生したケガ人に対する対応です。実際に試合が始まると様々なケガが発生します。
トレーナーはまずケガ人の状況を確認したうえで、軽度のケガで試合に戻れる状態か、それとも試合中に復帰できない状態かを判断します。
軽度のケガの場合はテーピングをしたり、アイシングなどの応急処置を行ってから選手をフィールドに戻します。
重度のケガの場合も適切な処置を行い、また負傷した選手が抜けることでチームの戦術にも影響が出る場合があるため、すぐにコーチに報告します。
このように試合当日も選手を支える重要な仕事を担っています。
まとめ
このように、トレーナーはテーピングを巻くだけではなく、トレーニングの管理やケガの予防といった選手の身体作りを支える大きな役割を担っています。
トレーナーの支えがあって、選手が大きく成長することも多くあるのですごくやりがいのある活動だと思います。
アメフトのスタッフは過酷なこともありますが、やりがいもありより勝利に貢献できている実感が感じ取れるポジションです!ぜひトレーナーになってチームを勝利に導いてください^^
ご質問や悩んでいることがありましたらインスタのDMにてお問い合わせください!